本日25日16時からOHK岡山放送を!
さて木曜の夜は次男を相手に広島市内の「カープ鳥」という店で大酒を飲み、
金曜の夜は東京から帰ってきた兄に、岡山駅前で大酒を御馳走になり、
昨夜の土曜日は友人(下記写真左)に誘われ、パンクバンドのライブに出向き、
その感動を酒の肴に大酒を飲み、いささか体調に異変がきそうな本日です(笑)
昨夜のライブの感動や、広島で起きたハプニングで救世主が現れた話、
玉島高校ラグビー部の花園出場決定以降、なぜか運命的な人と遭遇する話、
また「情熱の間」を来年早々に解体する報告など、話題は尽きないのですが、
とりあえず本日は、皆様方に大至急お伝えしないといけない情報から!
岡山県在住の方々への情報提供となりますが、本日25日の16時から、
OHK岡山放送におきまして、あの感動ドキュメント、
「やがて風景になる」の再放送があります!新聞の予告欄の言葉は、
ヒノキの家具にかける若き木工職人の10年
思わぬ出来事乗り越え、見えた、森の<未来>…
ここで再放送されるということは、OHK岡山放送にとっても自信作であり、
清心温泉再建に唯一「救いの手」を出してくれた企業のドキュメントです。
同じ岡山県民として、この番組を観て、この企業の本質を知るべきでしょう。
今からでも遅くない!皆様、自力で録画予約してください!
さて、清心温泉再建を断念したのが今年の7月29日なのですが、8月4日に、
私の知らないところで、常連客の皆様やマスコミ関係者の方々が集まったそうです。
本来なら「敗北者の集い」なのですが、これまた凄い熱気だったそうで、
私は数日後に、その話を内緒で伝え聞いたわけですが、私が最も驚いたのは、
今回の活動中に出会った「ようび」の部長さん(下記写真右)が、
遠く岡山県西粟倉村から、わざわざ「敗北者の集い」に来ていただいたそうです!
こちらの部長さん、7月1日に清心温泉跡地で開かれたイベント(下記写真)も、
遠く岡山県西粟倉村から、わざわざ来てくださっただけでなく、
清心温泉Tシャツと清心温泉タオルを身に着け、募金を呼び掛けてくれてました(涙)
私はそれを見て、言いようのない感情に襲われたわけですが、そもそも今回なぜ、
岡山県西粟倉村の「ようび」さんと私が出会うことができたのか?今日はその話を。
そもそも今年の夏、清心温泉再建のための建設業者を探し回っていた私。
そんなある日、今回のクラウドファンディングを提案してくれた若者から、
「番頭さんに会ってほしい方がいます」と呼び出され、この部長さんと会いました。
この「ようび」さんも全焼火災に見舞われ、奇跡の復活をした企業であることは、
無知な私でも知っていましたし、それより何より私は部長さんの品格に魅せられました!
直感的に「これは裸の付き合いができる企業」だと確信しましたので、
私はこの先の事は清心温泉復活基金の方にお任せすることにしました。
すると早速、「ようび」の部長さんが社長夫人と一緒に岡山まで出向いてくださり、
清心温泉復活基金の方々と、初めての会合(下記写真)を持ってくださったわけです。
そこになぜか新聞やテレビなど、マスコミ各社が取材に来てくださり、
私は欠席したのですが、どうやら皆さんの情熱が「ようび」さんに届いたようで…
清心温泉再建のために採算性を無視して「救いの手」を出してくれました(涙)
会合に出席した皆さんからこの夜、「あの社長夫人の情熱も凄い!」と知らされ、
「1日も早く社長夫人と会うべき」と忠告され、こちら側の誠意を見せるために、
私は数日後、一人で岡山県西粟倉村の「ようび」さんを訪ねました。
あの日、車の後部座席には、私が推奨する玉島の銘菓「良寛餅」が乗ってました。
皆様ご存知のように、私はいかなる場合でも人様に手土産を持参することなどありません!
それでも私が「良寛餅」を持参するという事は、それだけ大事な方と会うわけです!
決して西粟倉村出身の広島カープ福井投手(下記写真)の実家ではありません。
これまで「募金活動と私は無関係」ということを、言い訳のように強調し、
さらには一貫して「やりたければどうぞ」と言い続けてきた私でしたが、
さすがに今回ばかりは、自らが出向いて、きちんと頭を下げるべき相手でありました。
さて、予定より早く西粟倉村に入った私は、現地の温泉視察をさせてもらいました。
そして2軒目の「元湯」さんを訪ねると、いきなり!「清心温泉さん!」と叫ばれ、
なぜか大感激で私を出迎えてくれたのですが、私もその出迎えに大感激しました(笑)
その大歓迎の理由がよくわからない私ですが、すでに店の柱(下記写真)には堂々と、
清心温泉復活基金のチラシが張り出されていて…私は一瞬だけ、
「西粟倉村全体が清心温泉再建を支援しているのか?」と錯覚しました(笑)
なぜか私を大歓迎してくれた若者(上記写真右)と、私はゆっくり話をしたのですが、
なんと!なんと!彼は2015年1月15日、NPO法人「だっぴ」を代表して、
清心温泉に現れ、私に対して「銭湯の魅力は?」とインタビューしてくれた彼!
下記写真は今から3年半前に、彼(下記写真右)からインタビューを受けた時のもの。
当時、スーツ姿の彼は一生懸命に「銭湯の魅力」について、私に質問してました。
その彼が今では西粟倉村に住居を移し、温泉経営をやっているという現実…いいね!
先に結論を言いますが、7月1日に清心温泉跡地で開かれたイベントで、
私は「ようび」の部長さんに、今まで不思議に思っていたことを素直に聞きました。
「そもそも何で清心温泉を応援しようと思ったのですか?」と。
どうやら、かつて清心温泉に来た後、会社を辞め、そして西粟倉村に出て来て、
今ここで温泉経営をやっている彼(上記写真右)が、この「ようび」の部長さんに、
「今、岡山で再建に困っている銭湯がある」と紹介してくれたそうです…
そこから最後の最後まで支援してくださったのかと思うと、この話の全てに感謝です(涙)
これまで数多くの業者が、清心温泉再建の予算計画を見て、逃げ出していきました。
当然であります。しかしもはや絶体絶命の我々に「救いの手」を差し伸べてくれたのは、
同じような困難に直面し、同じ痛みを知る、「逆境を乗り越えた企業」さんでした(涙)
要は「負け」を知っているからこそ「優しさ」も「強さ」も持っているのでしょう。
岡山県西粟倉村「ようび」
https://greenz.jp/2018/06/26/youbi-2/
私はこの日、社長、社長夫人、部長さんの三人で出迎えていただき、
ここでは駆け引き不要の赤裸々な本音を語らせていただきました。
そこで私が感じた事なのですが、なぜこの会社が、全焼火災に見舞われた後、
こんな不便な田舎に、300人もの応援サポーターが全国から連日駆けつけたのか?
その答えは、ここにいる3人の人間性だと、すぐに確信しました。これには勝てんな。
ここで私は昨年の火災以降、誰にも言えなかった気持ちを初めて社長さんに言いました。
というか、初めて言える相手と出会ったからです。すると急に社長夫人が涙を見せました。
最後は社長さんが「愛する苦しみより、愛される苦しみのほうが大きい」と…
ここで私は、この人達が抱え込んできた苦悩は、私の比べものにはならないことも知りました。
そして数日後の朝、社長夫人から私に電話をいただきました。
「この人、人間の心の中が全部見える人なんかな?」と感じましたが、
できれば私も、こういう人間になりたいと思いました。正に品格の問題です。
もしも、私の中に今回「悔い」があるとすれば、この「ようび」さんと、
ビジネスパートナーとして、何らかの形で一緒に仕事をしてみたかった。
これが一番大きいかもしれません。しかしながら、まだまだ私が死んだわけでもありませんし、
心情的には「この先、どこかで必ず恩返しするぜ!」って感じですかね(笑)
さて2015年1月15日、私は「銭湯の魅力は?」と、真剣にインタビューを受け、
ビデオカメラも回され、これがネット記事として大々的に出ると知らされました。
しかし当時の私は、まだ銭湯業を2年半、208回しか営業しておらず、
気恥ずかしさもあり、彼らからの質問に真面目に答えることなく、茶化してしまいました。
例えば、数々の自分の失恋体験の思い出話を語った記憶しかありません(笑)
そのため、私のこのインタビュー内容が世間に出ることはありませんでした(笑)
これでインタビューが終わり、ビデオカメラも片づけて、帰ろうとした彼らに、
何か一つだけでも真面目な回答をすべきだと感じた私は、彼らを呼び止めて言いました。
「何か抽象的だけど、結局は自分が良い人間になることが大事かな」
「僕にとって銭湯業は、そのために最適な修行の場だと思っている」
「つまり自分が良い人間になれば、きっと良い人間が寄って来るから」と。
ちなみに私は今でもそれを自論として、毎日毎日、人生修行しております。
このブログを読んでくれている若者がいるとしたら、私は今も同じ事を言いたいです。
さて、わざわざなぜこの話をしたかと言えば、つまりあの日から3年半が経過し、
清心温泉は全焼火災の後、どの建築業者からも見放されていたわけですが、
そんな時、あの日の彼が良い人間となって、良い人々を連れて来てくれたわけです!
いずれにせよ今回、「救いの手」を差し伸べてくれた皆様のことは、決して忘れません。
なお12月3日と4日、私はクラウドファンディングで頑張ってくれた若者達と一緒に、
岡山県西粟倉村「元湯」で、のんびりと静養する約束をしており、今から楽しみです!
岡山県の若者が称賛した「番頭の2014年10大ニュース」
http://seishinonsen.jugem.jp/?month=201412
「岡山県の激渋銭湯」
http://www.sairosha.com/meisento/okayama.htm
銭湯本「レトロ銭湯へようこそ西日本版・清心温泉特集号」
全国の書店で絶賛好評発売中!
https://www.amazon.co.jp/dp/4864032440/
感動的写真満載!清心温泉Instagram
https://www.instagram.com/p/BhOUnGlD6Cc/
「ALL清心温泉2012〜2018」
https://www.youtube.com/watch?v=j_sNiwppick&feature=youtu.be
5年間、ありがとうございました。いい夢を見させてもらいました。
清心温泉番頭 二宮丈晴 090−2807−9184
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